
制作課の安達です。
今年もユニットオリジナルカレンダーを制作し、取引先の皆様に配布することができました。
今回はその仕様と狙いについてご紹介します。
↓過去のカレンダーの仕様についてはこちら↓
2024年カレンダー
2025年カレンダー
2026年カレンダーについて


今回の仕様は色こより綴じ製本(16ページだて)です。開いてA3です。
印刷はRICOH ProC7500、表紙の一部にホワイトトナーを使用しています。

用紙の色と掛け合わせて色を作る
明るくインパクトのあるカレンダーにしたく、黄みの強いオレンジ系でラフ感のある用紙(タントセレクトTS-1)を表紙に使いました。この手触り、ぜひ体感していただきたい!
部分的にホワイトを使用していますがシアンとマゼンタの2色印刷でも多彩な表現が可能です。
色の濃い紙にホワイトトナーは効果◎!ただ色を乗せただけでは全体の色が沈んで見えてしまいますが、地色の影響を受けないホワイトトナーが表紙の中で浮かび上がり、周りのすべての色を引き立てています。
表3にはカラーチャートも掲載。 シアン0%、マゼンタ100%で赤っぽく シアン100%、マゼンタ100%でスミっぽく見える
糸こより製本について
2026年カレンダーは、水引にも用いられる糸こよりで中綴じ製本をしました。
和紙をこより状にひねり、のり(糊)で固めたひも「水引」で製本する新しい綴じ方です。糸や針金ではない点が、一般的な中綴じの製本とは大きく異なります。
和紙のこより(水引)を使用しているのでお子様の手を傷つける心配が軽減できます。食品工場・医療現場では、異物混入の防止のためにホッチキスの持ち込みや使用を禁止しているところが多いと思われます。安全対策の取り組みの一つとしてご利用ください。

「こより」の色は7色から選ぶことができます。
冊子の内容や種類によって色を変えたり、デザインの一環として使用することもできます。
針金にはできない、デザインのアクセントにご利用いただけます。
ユニットカレンダーはこより色「黄」を使用しています!
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今年も「オフィスやご自宅でお役に立てますように」と願いを込めてカレンダーを作りました。
他にも特色を使用した印刷物についてのご相談や、デザインの依頼などお気軽にお問い合わせください。
失礼します。