制作だより5 -オリジナルカレンダーを作りました-

制作課の安達です。
今年もユニットオリジナルカレンダーを制作して取引先の方々に配布することができました。
今回はその仕様と狙いについてご紹介します。
過去のカレンダーの仕様についてはこちら
2023年までのカレンダー
2024年のカレンダー

2025年カレンダーについて

カレンダー表紙

カレンダー本文

今回の仕様は色こより綴じ製本(16ページだて)です。開いてA3です。
印刷はRICOH ProC7500、表紙や本文の一部にネオンピンクを使用しています。

ネオンピンクを使用した効果

ネオンピンクトナーは、プロセスカラーのマゼンタでは再現できない蛍光色にも似た鮮やかな色を再現できます。
マゼンタのみの印刷と比較すると鮮やかさが一目瞭然!
特色を組み合わせることでカラーコピーへの偽造防止効果があり、クーポンや商品券などにも用いられます。

CMYKのみ

CMYK+ネオンピンク

上の写真はマゼンタ版成分を30%まで落とし、残りの成分をネオンピンクに置き換えたものです。
肌の色や看板のライトなど、より鮮やかに表現することができます。

通常のプロセス4色に蛍光ピンクを補色として入れることは、肌の色を濁らせず、きれいに表現できるため、特に女性向けのコミックで昔からよく使われている方法です。

糸こより製本について

2025年カレンダーは、水引にも用いられる糸こよりで中綴じ製本をしました。
和柄をテーマにネオンピンクと組み合わせた時の効果を探るようなイメージでデザインしています。

糸こより製本について
和紙をこより状にひねり、のり(糊)で固めたひも「水引」で製本する新しい綴じ方です。糸や針金ではない点が、一般的な中綴じの製本とは大きく異なります。
和紙のこより(水引)を使用しているのでお子様の手を傷つける心配が軽減できます。食品工場・医療現場では、異物混入の防止のためにホッチキスの持ち込みや使用を禁止しているところが多いと思われます。安全対策の取り組みの一つとしてご利用ください。
㈱国府印刷社 色こより綴じ

「こより」の色を7色から選ぶことができます。
冊子の内容や種類によって色を変えたり、デザインの一環として使用することもできます。
針金にはできない、デザインのアクセントにご利用いただけます。

 

ユニットカレンダーはこより色「紫」を使用しています!

▓❖▓❖▓❖▓❖▓❖▓❖▓❖▓❖▓

今年も「オフィスやご自宅でお役に立てますように」と願いを込めてカレンダーを作りました。
他にも特色を使用した印刷物についてのご相談やデザインの依頼などお気軽にお問い合わせください。
失礼いたします。