今やビジネスパーソンだけでなく、個人間でも利用されることが多い名刺。
名刺は、相手に自分や自社を知ってもらう最初のきっかけとなります。
今回は名刺の役割を改めて考えると共に、目的に沿った名刺のアイデアを紹介します。
名刺の役割ってナニ?
そもそも、名刺ってなんのために作るの?改めて考えてみました。
1. 情報を伝える手段
名前、連絡先、会社名、役職、ウェブサイトなど、重要な情報をコンパクトにまとめることで、相手が後で簡単に連絡を取れるようになります。
2. 信頼とプロ意識を表現
名刺交換には、自らの身分を開示することで相手方の警戒を解くことに効果的です。
礼儀や信頼を示す行為として認識されることがあります。特にビジネスシーンでは、きちんとした名刺を持っていることで、相手に対してプロ意識を示すことができます。
3. 自己ブランディング
名刺のデザインやレイアウト、素材感などで、その人や企業のブランドイメージを効果的に伝えることができます。例えば、ユニークなデザインや質の高い素材を使えば、「こだわりがある」「他とは違う」という印象を与えられます。
エコペーパーを使用することで環境問題に対する自らの姿勢をアピールするのも良いでしょう。
4. ネットワークを広げるきっかけ
手渡しされた名刺は記憶に残りやすく、後で再び連絡を取りたいと思わせる効果があります。
特にイベントや会議、展示会などで名刺を交換することで、新しいつながりを作りやすくなりますが、そういう場では一度にたくさんの名刺を受け取ることが多く、埋もれてしまう可能性も……
名刺の裏面、上手く使えてますか?
普段連絡ツールとしての役割を担っている名刺ですが、裏面の使い方でさらに活動の幅が広がります。
・事業内容
特に初対面の場合、名刺だけでは名前や会社名だけが印象に残ることが多いですが、事業内容が記載されていることで「何をしている人か」が明確になり、印象が強くなります。
相手が自分や自社のニーズと一致するかどうか、の判断材料にもなり得るので記載しておいて損はありません。
・過去の実績、経歴
経歴や実績の記載は、自分や会社がどの分野に強いのか、どんな成果を上げてきたのかを端的に示し、説得力が増します。記載する際は、数字や具体的な成果を含めると説得力が増します。また、どんな業界でも「受け取る相手に響く情報」に絞ることが大切です!
他にも「〇〇が好きなエンジニアです」や「読書と旅行が趣味のデザイナーです」といった一文があるだけで、ビジネスの堅苦しさを和らげ、フレンドリーな印象を与えます。
・メモ欄
名刺を受け取った相手が、必要な情報やメモを書き込むことができる自由記入欄を設けてみるのも手ではないでしょうか。
自由記入欄があると、相手が「どんな話をしたか」「どのようなビジネスに繋がるか」といったポイントを名刺に直接記録できます。記入欄に「お名前」「ご相談内容」などのテンプレートを用意しておけば、イベントやセミナーでお会いした時に、その場で相手に必要な情報を書き込んでもらうことができるので特に有効です。
・クーポン
「この名刺提示で初回10%OFF!」「名刺提示で〇〇プレゼント!」など、クーポンとしての役割を付与することで、名刺はただの連絡ツールから「プロモーションツール」に変わります。
特にユニークなデザインや特典があれば、相手が「こんな面白い名刺をもらった!」と他の人にその名刺を見せたり、口コミを広げてくれる可能性もあります。
このように、クーポンは営業効率を高める武器となるので、この機会に取り入れてみてはいかがでしょうか。
【注意】
ビジネス名刺には各企業の規程があることが多いので、自己の判断で好きな名刺を作るのはNGとされる場合があります。
作成の際はまず、社内のルール策定や使用ガイドラインに関与する人や部門へご確認ください。
ユニットでは目的や予算に沿った名刺のアイデア・デザインを提案させていただきます。
ぜひお問い合わせください。