バッテリーが寿命を迎え、新品バッテリーに交換するとかなりの費用が発生します。
しかもその交換タイミングはメンテナンス会社の言いなりがほとんどです。
今回は鉛バッテリーの性能を回復させることで、経費削減に繋がる鉛バッテリー延命装置「BR.N」をご紹介します。
この記事はこんな企業様におすすめ!
・フォークリフトやゴルフカートなどのバッテリー駆動機を、リースではなく買取している
・軽油やリチウムイオン電池ではなく、鉛蓄電池で駆動している機種を使っている
・鉛蓄電池の劣化や使用状況を「見える化」したい
導入施設
物流、製造、データセンター、ビルUPS、無線基地局、緊急車両、会社オフィスPC、サーバー、病院などの公共施設、再生可能エネルギー施設など。
国内でも多数採用されている他、海外でも世界的な半導体生産工場のUPS、無線基地局などで採用されています。
鉛蓄電池とは?
鉛蓄電池とは、鉛を用いた二次電池(充電することで繰り返し使用できる電池)のことです。
比較的コストが安価で、しかも幅広い温度範囲で動作するため、様々なシーンで活躍できるのが特徴です。
鉛蓄電池はその大きな起電力で大量の電力を必要とする自動車や電動フォークリフトを動かすことに適している上、リサイクル可能で安価に供給できることでこれまで長く利用されている一方で、小型化に不向きであること、破損時に危険を伴うこと、使用頻度によって性能が低下することがネックとなっています。
鉛蓄電池とは?仕組みや用途、メリットを分かりやすく解説:㈱新日本エネックス
鉛バッテリー延命装置「BR.N」
なぜバッテリーは劣化する?
通常、鉛バッテリーは充電‐放電を繰り返すうちに電解液中の硫酸と電極の鉛が結晶化したサルフェーションが電極板に付着していきます。
この付着が電極板の50%を超えると充電量が極端に低下し、バッテリーの機能が失速します。
バッテリー回復のしくみ
BR.Nのパルスは、電極表面のサルフェーションを溶解・分解に最適化された微小パルスです。
この微小パルスによって電極に損傷を与えず、硫酸鉛の結晶を分解して除去することでバッテリーの能力を再生し、延命します。
詳しくはBRネクスト社のHPをご覧ください。【㈱BRネクストは弊社のパートナー企業です】
株式会社BRネクスト | 鉛バッテリーの寿命延命装置の製造・販売・コンサルティング
BR.Nのメリット
メリット1:平均の2倍以上長持ち!
新品の鉛バッテリーにBR.Nを装着した場合には、平均2倍以上のバッテリー性能の維持延命が期待できます。
使用を開始してから時間がたった鉛バッテリーに装着した場合では、サルフェーションが分解されバッテリーの活性化を促す効果があります。
メリット2:すべての鉛バッテリーに効果的!
鉛バッテリーであれば全て効果があり、密閉式でも効果があります。
メリット3:簡単取付!
設置作業は必要ですが、設置自体は簡易で、現場での作業時間はさほどかかりません。
1台あたり20~30分程度です。
メリット4:省エネ効果
駆動機のエンジン始動が早くなりオルタネーターの負担が軽減、バッテリーが活性されます。
又、古いバッテリーは、鉛と希硫酸で構成されている産業廃棄物ですので、長持ちさせることで環境問題にも貢献します。
BR.Nは内蔵コンピュータがパルスを緻密に制御しているため、無駄な電力を消費しません。
調査・導入の流れ
① 現状のヒアリング、BR.N導入プランなどのご説明にお伺いします。
② 導入検討となりましたらバッテリーの初期データの計測(電圧・比重・内部抵抗値など)のため、BR.Nを取り付けてテストデータを取ります。
③ 計測後は測定結果をグラフにして見える化し、測定結果の解説、改善ポイントなどの資料を提出させていただきます。復元前の劣化状況を示す報告書も出ますので、数値で効果の確認ができます。
※オプションで遠隔基板を取り付けると、お客様からリモートで、リアルタイムに計測値を閲覧することも可能です。(Wi-Fi環境が必要)
最後に
再生バッテリーを使う最大のメリットは、やはり長い目で見て費用を抑えられるということです。
バッテリーが新品になるわけではありませんが、4年寿命が、7年寿命になるようなイメージ、バッテリー寿命が1,200サイクルから2,000サイクルまで伸びるイメージで、コストメリットは大きいと言えます。
バッテリーの費用を抑えたい方、適切な消耗管理を実行されたい方は、BR.N導入で再生バッテリーを検討しませんか。
ぜひ、ユニットにご相談ください。